ヴィーガン | Vegan

shutterstock_70599184

ベジタリアンという言葉は知っていても、実際にヴィーガンやベジタリアンの人たちがどんな生活をしているかを知る人は少ないのではないでしょうか?

ヴィーガンは完全ベジタリアンと呼ばれています。ヴィーガンを知るには、まずはベジタリアンについて知っていきましょう。

 

What’s a Vegetarian?

 

Vegetable eater?

ベジタリアンは野菜だけを食べる人と誤解を受けがちですが、実はベジタリアンの語源は野菜を意味するベジタブルではありません。 ベジタリアン(Vegetarian)という言葉は、1847年にイギリスのベジタリアン協会から広まったと言われています。 その語源は「活気のある、健全な」などを意味するラテン語 vegetusに由来します。

 

ベジタリアンは何を食べるの?

copenhagen-organic-vegetables

ベジタリアンは野菜だけではなく穀物、果物、豆、海藻、種子、きのこなど様々な植物性食品を食べています。

大盛りのサラダボウルや豆腐ばかりを食べているイメージを持ったれることはしばしばありますが、実際にはベジタリアンであっても普通の食事と見た目はあまり変わりません。一般的なお食事と同じように、ベジタリアンの食事もバラエティに富んでいます。

 

Sweden-vegan

現代ではベジミートやベジチーズ、ベジミルク、ベジマヨなど、様々なオルタナティブ・ベジタリアンフードも販売されているため、ベジタリアンでもピザやハンバーガーなどのファンフードを手軽に楽しむこともできます。

 

言い変えると、ベジタリアンの人たちが食べないものが以下の動物性食品です。

  • 動物肉(肉、皮、骨、血、脂肪分、ゼラチンなど)
  • 魚介類(魚、貝類、甲殻類)
  • 卵(魚卵も含む)
  • 乳製品(牛乳、チーズ、ヨーグルト、ホエイパウダー、レンネット、乳脂肪、乳成分)
  • 蜂蜜
  • 昆虫(コチニール色素を含む)

 

 

Many types of  Vegetarians

ベジタリアンと一口に言っても、その食生活は人や国・文化によって随分と異なります。

「ベジタリアンの人はお肉は食べないけど、卵やチーズは食べるんだよね?」という質問を受けますが、食べる人もいますし、そうでない人もいます。

前述したベジタリアンが食べない食材も、人によって食べるものと食べないものが変わります。

一口にベジタリアンと言っても実はこんなにも種類があります。

※ペスクタリアン以前とマクロビオティック以降は、厳密にはベジタリアンカテゴリに属するものではありません。

ベジタリアンカテゴリv3

高解像度PDFはこちらから。

 

現代日本は肉食社会ですが、日本は島国なので、昔の日本人はペスクタリアンに近い食生活だったのではないでしょうか?

もちろん沿岸部と山間部では食生活は異なりますが、庶民の食生活は、玄米や雑穀を基本とした穀物菜食がベースでした。

 

What’s a Vegan?

私たちが提唱しているのが、前図の真ん中にあるヴィーガンです。 ヴィーガンは食だけに限らず、生活全般においてできるだけ動物由来の物を避けることで、無用な暴力を減らそうというライフスタイルです。

Veganという言葉は、1944年にイギリスのヴィーガン協会の共同設立者であるドナルド・ワトソン氏によって作られました。

“ヴィーガニズム”という言葉は、食べ物や衣服、その他どんな目的であろうとも、動物たちへのあらゆる搾取と残虐行為を、できる限り実践的に排除していこうという、生き方の哲学です。そしてこの哲学によって、人間、動物そして環境のためになる、アニマルフリーの代替品の開発と利用が促進されます。食生活においては、完全にまたは一部でも動物由来の製品を全て除いていく実践を意味します。

 

完全ベジタリアンとも呼ばれるヴィーガン。「ベジタリアン」を日本語に訳すと「菜食主義者」ですが、ヴィーガンは「菜食」だけに留まりません。毛皮や革製品、動物実験が行われた製品も使わないので、全ての消費行動が意識的なものに変わります。  

 

Why Vegetarian?

これまでベジタリアンについて書いてきましたが、「なぜ、ベジタリアンになるのか?」、「ベジタリアンになると、どんな良いことがあるのか?」と疑問を抱かれていると思います。 ベジタリアンになる理由もきっかけも人それぞれのストーリーがありますが、大別すると以下の5つに分けられます。

  • 動物愛護による理由
  • 地球環境保護による理由
  • 健康上の理由
  • 宗教上の理由
  • 霊的な理由

どの理由であっても、結果的には動物たちの命と尊厳、地球環境を守ることに繋がります。

 

世界で排出される温室効果ガスの51%は畜産業から生まれます。私たちはこの事実をもう無視できない時を迎えています。

 

 

 

Yoga and Vegetarianism

ヨガと聞いてイメージするのはポーズや体操だと思います。これはヨガの中ではアーサナ(Asana)と言って、ヨガの教えでは3番目に来る練習です。アーサナの前には2つの道徳的な練習があります。ヨガマットに立つよりも大切な教えがあります。

その最初の教えがヤマ(Yama)。ヤマはさらに5つの教えに分かれています。

  1. Ahimsa(アヒンサ):非暴力
  2. Satya(サティヤ):正直
  3. Asteya(アスティヤ):盗まない
  4. Brahmacharya(ブラフマチャリヤ):自制心を持つ
  5. Aparigraha(アパリグラハ):貪らない

ヨガで一番始めの教えは、非暴力、思いやり。

私のヨガの師匠であるシャロン・ギャノン先生は、ヨガ練習生に対して、ベジタリアンになることでヤマの実践ができると説いています。ヨガと菜食の関係について詳しくはシャロン先生の著書に書かれていますので是非ご覧ください。

 

Why Vegan?

ヴィーガンになることは単なるダイエット(食生活)ではなく、この世界をより良くするために私たち一人ひとりができる最も効果的で、倫理観のある社会活動でもあります。

なぜならヴィーガンの消費行動は意識的なものになり、食肉産業を越えた不買運動に繋がります。世界を変えていくには、私たち先進国の人々の消費行動を変えていく必要があります。

ヴィーガンの生き方は、動物愛護活動であり、地球環境保護活動であり、そして究極的には平和活動です。

そして何より、ヴィーガンでいることは心も体も元気。人生を快適に気持ち良く過ごせるライフスタイルとしてもヴィーガンを推奨します。

近い将来、ベジタリアンが当たり前になる社会を目指して、私たちは今後もヴィーガンの普及活動を行っていきます。

Go Vegan!

Top